ECU FLASH SERVICE

ECU書換とは?

メーカーから出荷される車両は、全世界の各地域の保安基準やメーカー側の自主規制によって、様々な制限がかかって出荷されています。
たとえば、180km/hの速度リミッターや、最高出力制限、最も規制の厳しい地域に合わせた音量対策などがそれにあたります。
これらの制限を、日本国内の車検に適合する範囲内で解除することで、本来のバイクの性能を発揮するのがECU書換によるチューニングとなります。

ECU書換によるチューニング内容

ECUを書換えることで、以下のようなチューニングが可能です
スピードリミッター解除 国内仕様車では180km/h、逆輸入車では299km/hで制限されているスピードリミッターを解除します。
(メーター表示は元のリミッター値で止まりますが、実際の速度は表示を超えて伸びるようになります)
アクセル開度制限解除
(フルパワー化)
音量規制の対策などのため施行されている、アクセル開度制限を解除し、車両の本来のパワーを発揮できるようにします。
燃調マップ変更 上記フルパワー化に合わせて、最適な燃料供給を行えるよう燃調マップの変更をします。
車検に適合できる範囲での燃調となりますので、ノーマルマフラーから社外マフラーまで幅広く適合する燃調マップです。
また、アクセルオフ時にも少量の燃料を供給することでエンジンブレーキを緩和し、アクセルのオンオフに伴うギクシャク感を緩和します。
ただし、デメリットとしては、燃料の供給量が増えますので燃費が多少悪化します。
点火タイミング変更 燃調マップの変更に合わせ、最適な点火タイミングマップに修正します。
エンジンへのダメージを与えないよう、変更は必要最小限の範囲にとどめた、安全なものとなります。
ラジエターファン動作温度変更 ノーマルECUでは101~104℃から動作するラジエターファンを、日本の渋滞事情に合わせた96℃からの動作に変更することでエンジンのオーバーヒートを抑止します。